数日前に「参考になった!」「心に留めておきたい!」みたいにわりと肯定的な雰囲気で回ってきた記事
(はてブのブコメでは否定的意見も割と出てるみたいですが)
なんだろう…なんか気持ち悪いというか、もやもやするというか…
(※以下、日本語版を読んでの感想。原文は英語なので文化の違いとか微妙なニュアンスを私が読み取れてない可能性があります)
単に「上手だね」「いい子だね」じゃなくて何がどう良いのか具体的に褒めろ、っていうのは納得できるんですよ。
でも「結果を評価するな、努力した過程を褒めろ」ってのはどうなの…それって数年前に散々叩かれた「運動会で順位を決めず手をつないでゴール」と何が違うの…
いい結果が出なかったときにフォローとして頑張った過程を褒めるのはわかる。
いい結果が出たときに結果を褒められなかったら私ならやる気無くす。
そもそも私自身が「結果より努力した過程を重視しろ」みたいな風潮が大嫌いで、結果が同じなら少ない努力で成し遂げた方が偉いに決まってると思ってるんですがどうも世間はそうではないらしい。
なんでだろう。中学生のころはみんな試験の日の朝には「ぜんぜん勉強してないわー」って主張してて、あれって「努力したのに点数悪かったらかっこ悪い」「努力せずにいい点が取れたらカッコイイ」っていう思想だと思うんですが、あの流れはどこへ消えてしまったんでしょうか。これが大人になるってことなんでしょうか。私が中二病なんでしょうか。
記事の冒頭、
人を欺くようになり、できる限り楽をして難しいことには挑戦しなくなるようしつけけられてしまうのだそうです。
うん。それでいいと思うよ。
私の身内にはクソ真面目な人間が多くて、正直者が馬鹿を見る場面は嫌というほど見てきました。あと20年かそこらで正直者に生きやすい世の中になるとは思えません。だったら要領良く生きればいいじゃない。
余談ですが私の将来の夢()は詐欺師なんですが最近なんだか性格が丸くなってどんどん遠のいてる気がする。もっととんがって生きたい。