なんとまあひさびさにemacs日記です。
個人的なメモを会社のブログとかに書くのもどうかと思ったのでこっちに書き散らかしておくよ。
個人的なメモなので興味のある人以外はスルー推奨ですよ。
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ムスメと戯れることに必死でプログラム書いてる暇もない日々の中、ふと「emacs使いたい病」が発症し、いいかげんいつまでたっても更新される気配がないMeadowに見切りをつけてNTEmacsに乗り換えてみたよ。ようやくemacs23デビューだぜ!
うん、まあ、要するに現実逃避ってやつです。
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http://ftp.gnu.org/gnu/emacs/windows/
から emacs-23.2-bin-i386.zip をダウンロード。
日本語入力にMS-IMEとか使いたい場合は、
http://sourceforge.jp/projects/gnupack/
から日本語版を落としたほうがいいかもしれない。
今回はどのみちSKK使うから関係なかろうということで本家の方を使用。
解凍したフォルダを適当な場所(日本語の含まれてないパスのほうがいいかも。今回はとりあえず C:/emacs/)に設置、emacs/bin/ にパスを通しておく。
.emacs を読み込ませたい場所を環境変数HOMEに指定。
emacs/bin/runemacs.exe で起動!
APELが必要らしいのでダウンロード。
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/elisp/APEL/index.html.ja より apel-10.8.tar.gz
make があれば普通に make install でいいんですが、Windows 環境で make 入れてない場合は makeit.bat を使うらしい。
makeit.bat を開いて下のように編集。
set PREFIX=C:\emacs
set EMACS=%PREFIX%\bin\emacs.exe
set LISPDIR=%PREFIX%\site-lisp
コンパイルしてインストール。(日本語の含まれてないパスでやったほうがいいかも)
> makeit.bat elc
> makeit.bat install
続いて SKK をダウンロード。
http://openlab.ring.gr.jp/skk/main-ja.html より、ddskk-14.0.91.tar.gz
辞書(SKK-JISYO.L)もついでに。
http://openlab.ring.gr.jp/skk/wiki/wiki.cgi?page=SKK%BC%AD%BD%F1
解凍して、ddskk/dic/ に SKK-JISYO.L を置いておく。
APELと同様に makeit.bat を編集、コンパイルしてインストール。
http://www.emacswiki.org/emacs/download/auto-install.el
をダウンロード、site-lispに置く。
.emacsに以下を設定
;; auto-install
(require 'auto-install)
(setq auto-install-directory "~/bin/emacs/site-lisp/auto-install/")
(auto-install-update-emacswiki-package-name t)
(auto-install-compatibility-setup)
とりあえず必要そうなの
(install-elisp-from-emacswiki "color-moccur.el")
(install-elisp-from-emacswiki "moccur-edit.el")
(install-elisp-from-emacswiki "wdired.el")
(install-elisp-from-emacswiki "session.el")
;(install-elisp-from-emacswiki "minibuf-isearch.el")
(install-elisp "http://www.sodan.org/~knagano/emacs/minibuf-isearch/minibuf-isearch.el")
# ↑をscratchにコピペしてざくざく実行。なぜかminibug-isearchはemacswikiから落とせなかった。
# ダウンロードした後 C-c C-c でバイトコンパイルしてインストール
なんかminibuf-isearchで「migemo入ってねーよ」なエラー。なにこれ。
migemoとか使わないんでとりあえず適当にoffっとく。
(setq minibuf-isearch-use-migemo nil)
ここ数年emacs界隈で話題になっててなんか超便利そうだけどインストールして設定すんのめんどくせえなー、つーか今更基本的な操作体系変えるのもなー、
とか思ってずっと敬遠してたんですが、最近はコマンド一発+設定一行でさくっと使えるんですね。
しかも普通に C-xC-f とか M-x とかしたら起動してくれるっぽい。
ならいっちょ使ってみるかってことでインストール。
(auto-install-batch "anything")
を実行→ C-c C-c 連打。便利な時代になったもんだ。
あとは .emacs に
(require 'anything-startup.el)
って書いておくだけ。簡単じゃのー。
使い方とか特に意識しなくても普段の操作の中で勝手にanythingが立ち上がってくれるっぽい。
つーかこれあったら minibuf-isearch とかいらんかったかも。
とりあえずしばらく使って様子を見てみるべ。