たちまち

京都で育って24年間

「たちまち」

という単語には、

「とりあえず」

という意味があると信じていたのですが、
(使用例:「たちまち邪魔だからそっちに置いといて…」「たちまち途中までやっといたから続きは自分でしなさい」)

名古屋出身の客人に、これが通じない。
三河出身の父親にも、通じない。
あれ、愛知県ではたちまちってそういう意味で使わないの?
(この時点で私・弟・母親ともに標準語だと信じて疑ってない)

で、辞書を引いてみる。
<たちまち:にわかに、急に、すぐに>
……うーん?載ってない??
もしかしてこれ、方言…??関西弁???

→→ ぐーぐるせんせいに きいてみた。

衝撃の事実。
どうやら、「たちまち」を「とりあえず」の意味で使うのは広島弁らしい。

私:京都市民歴24年
弟:おなじく21年
母:岡山と広島の県境出身

犯人は明らかです。

しかし、この24年間、何の疑問も抱かずに使ってきたことが不思議でならない。
結構日常的に使う単語だと思うんだけど。
実は聞いてる側は「変なこと言ってるなあ」と思ってたりしたんだろうか。
それとも「すぐに」の意味で解釈されてたんだろうか。。。

そんなわけで、他にも知らず知らずのうちに使っている方言があるかもしれないので、
なんか変なこと言ってるな、と思ったら
その場でつっこんでやってください。