別にできなくてもいいじゃんくらいのノリで

久々に教育系ネタ。

先生は「出来なくて悔しがっている→達成できたら喜ぶに違いない」って思って教えたけど
子供は練習から開放されたい一心でがんばっていただけだった、という話。

これ運動音痴の身からしたら至極当然な話に見えるんだけど一般的には衝撃的な話なんだろうか。。。
漢字の書き取りをがんばるのは漢字を書けるようになりたいからじゃなくて漢字テストから開放されたいからだ、っていう話なら自然に受け入れられそうな気がするんだけど体育になるとそうじゃないのは何なんだろうか。
(それとも国語教師は「漢字が書けるようになったらうれしいに違いない!」って思ってたりするんだろうか。)

で、子育てにおいてこういう状況になったときにどう対応するのがいいんだろう。
じゃあもう別にできなくてもいいし練習やめちゃおっか、っていうのもなんか違う気がするし(嫌なことでもある程度努力すること自体は必要だと思う)、
達成して「これでもう練習しなくていいんだね!」「そうだよ、よかったね!よくがんばったね!」でおしまいにするのがいいんだろうか。

(リンク先の記事は「まずはじめに運動の楽しさを教えよう」みたいな結論になってるけどそれはそれであまり賛成できない。どうしても運動苦手・嫌いな子供はいるだろうし楽しさを強要されるのって楽しめない子供からすると地獄だと思う)

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あと個人的には「今やっとかないと大人になって後悔するから!」「これができたら大人になってから役に立つから!」系のやつに散々騙されて育ったので
そのタイプの説得はなるべく控えるようにしよう、と思ってたりはします。

…ただしごく稀に実際大人になってから困る場合もあるんだけどね!
(今までの人生において逆上がりができなくて困ったことは一度もありませんが、数年後に「子供に逆上がりを教えられない」という困り方をしそうな予感がしています)