仕事の縁で中学受験関連のサイトを眺める機会があったんですが、
親目線で見ると、当事者だった時とは視点が違ってなかなかおもしろい。
子供本人の意思をどのくらい尊重するか、
大学受験まで視野に入れて中学を選ぶべきか、
レベル高い学校にギリギリで入るのと低い学校に余裕で入るのとどっちがいいか、
どうせ勉強するなら中学受験より英語の方が将来役に立つんじゃないか、
そもそも中学受験なんて親のエゴだ、子供は外で遊ぶ方が重要、
などなど。
そして自分はつくづく中学受験に向いてる子供だったのだなあと思う。
テストでいい点取って順位を上げていくゲームみたいな感覚で楽しんで勉強してたし(今となっては考えられん…)、
当時からヒキコモリ気味だったので放課後外で遊べないのも苦ではなかったし。
実際に中学受験するかどうか、私立の学校に行くかどうかはともかく、
中学受験勉強はやっといて損はないんじゃないかなー。
子供のときに楽しんで覚えたことって、なかなか忘れないと思うから。
ベクトルやら有機化合物やら古文漢文やらは完全に忘れましたが、
つるかめ算やら月の満ち欠けやら形容詞の活用やらは意外と覚えてる。
あ、でも社会科は覚えててもあまり役に立たないと思っている。
内閣の省庁編成とか米の生産の多い都道府県とか埼玉の県庁所在地とか和同開珎とか、せっかく覚えてもなんか変わるし!
……あれ、そう思うと、やっぱり中学受験より英語の方がいいのか?
そういや少し前、某ちゃれんじから「英語をはじめるなら2歳の今がチャンス!!」みたいな漫画とともにお試しDVDが届いたのでムスメに見せてみたら、
「いーとーまきまき」を「ぼーぼーぼりぼり(Roll, Roll, Roly-Poly)」と歌うようになり保育園の先生に不審がられたのでやっぱりまだはやいと思いました。