育児・教育」カテゴリーアーカイブ

3歳児検診・予習編

そういや3歳児検診のお知らせ来てないなー、あれってこっちから申し込まなきゃいけないんだっけ?
と、ふと思い立って「3歳児検診」でググってみたら、
検診で発達障害を指摘されただの知能の遅れが発覚しただのといったブログがずらずら並んでちょっとびびった。

まあ、障害を見落とす方が問題なので、疑わしきはとりあえず報告、っていうスタンスなんだろうけど。
心の準備なしでいきなり障害とか言われたら焦るよな。読んどいてよかった。

しかし、「フルネームを言えない」とか「積み木を見本通り積めない」とかその程度で発達遅れって言われるのか…
そんなの普段からやってなかったら無理じゃね?保育園行ってない子だと名字なんて日常生活で教えなくね?
親の前ではちゃんとできるのに検診の場ではうまく答えられずに黙っちゃうと自閉症疑いになったりするらしい。
あれ、それって人見知りな上にあがり症なムスメさんやばいんじゃないか…

あと「本をスラスラ読めたら勉強させすぎって怒られた」とかよくわからんのもあった。え…それはむしろ褒められるべきとこじゃないのか…。
勉強ばっかりで運動が遅れてるとかだと問題なんだろうか。
(実際、私は3歳のころにはカタカナもアルファベットも読めてひらがなが書けたが、まともに走れず公園連れてっても座り込んで動かなかったらしい。しかしそんなんでもちょっと運動音痴で国語力が残念な普通の(?)大人に育つんでたぶん問題ない)

うん。なんかいろいろ不安だがまあどうにかなるだろう。

で、肝心の検診日程はググってもわからなかったので役所に電話したところ、3歳3か月になるころにお知らせが届くとのこと。
数日後に無事分厚い封筒が送られてきました。
…問診票長いよ…めんどいよ…まあがんばろう。

アンパンマンと体罰。

「やられたらやり返せ、殴られたら殴り返せ」というのが幼少時からの私の母の教えでした。
その後数々の喧嘩を経て、どうやら喧嘩では先に殴った方が怒られるということを学び、「殴られたら殴り返す、ただし相手が先に殴ってくるまでは決してこちらから殴ってはいけない」というのが私のポリシーになりました。

で、ムスメにもそういう教育方針で行こうと思ってるんですね。

ところでアンパンマンっているじゃないですか。
幼児の間で絶大な人気を誇り、あらゆるおもちゃやテレビや幼児雑誌に顔を出し、多分日本の3歳児の9割くらいは知ってるんじゃないかっていう超有名キャラなんですけどね、

奴ね、殴るじゃないですか。
バイキンマンが「そのパンをおれさまによこせー」って言ってるだけでまだ何もしてないのに、さわやかに飛び蹴りかますじゃないですか。

当然のごとく、あれを見たムスメさんは「悪い子は殴ってよい」と解釈します。
アニメの暴力的表現が子供に悪影響を与えている実例であります!

っていうか正当防衛云々は抜きにしても、「悪いやつは殴る」って普通に体罰だよね。
体罰はいかんよね。うん。

というわけで、我が家のアンパンマンごっこは、

バイキン「そのパンをおれさまによこせー」
アンパン「そんなことしちゃだめでしょ、ちゃんとみんなで仲良くわけっこして食べなさい(くどくど…)」

ってな感じで、アンパンマンがたいへんウザいキャラに成りさがっております。

いっそメロンパンナちゃんからメロメロパンチを習得すれば平和的なのではなかろうか。
アンパンマンのメロメロパンチでメロメロになるバイキンマン。
…それはそれで子供に悪影響。
(昔、某腐女子な人が「バイ×アン」とか言ってるのが理解不能でしたが、最近ちょっとわかる気がしてしまう自分が嫌だ。)

 ***

念のために言っておくと、私は別に表現規制賛成派ではなくどっちかというと反対派で、
この話は「アンパンマン放送禁止しろー」って言いたいわけではなくて、
子供はあらゆるものから影響受けるんだから、戦隊ものの戦闘シーンとかの目につきやすいとこだけ叩いても無意味だよねー、ってことです。